2023年の特撮といえば、ウルトラマンブレーザー、仮面ライダーギーツ、王様戦隊キングオージャーの三作品で、この三作品は一般的にはかなり好評で、神作しかない一年と言われてはいたのだが、私はいまいちハマらなかったのを覚えている。
確かにブレーザーは徹底したリアル軍人路線、ギーツはバトルロワイアル路線、キングオージャーはファンタジー路線を前面に押し出しており、それまでとは違った異色な作品で、キングオージャーなんかはそれまで戦隊に触れなかった層を取り込んだりはした。
ただ、私の様に昔からそのシリーズに触れていた人間はあまり受け付けなくて、良くも悪くも癖が強すぎるのだ。
ブレーザーはリアル路線になった影響でかなりギスギスしていて怒鳴るシーンも多く、前作のデッカーが割と王道をやっていたのでデッカーとの温度差が激しいし、ギーツは死んでもなかった事にすればいいとキャラクターの倫理観がそれはどうなんだというのもあった、キングオージャーは実際王様がいい人ではあるが、序盤の建物ぶっ壊せ等、独裁にしか見えないところがあり、私みたいな昔からのファンはどうも受け付けなかった。
まあ、一般的に私みたいな人間は老害だの懐古厨だの言われると思うが、私は今の作品もしっかり観て評価を下している人間であり、評価した結果がこれである。
つまり、何が言いたいかというと、2023年の特撮は癖が強すぎて好きな人は好き、嫌いな人は嫌いと、評価の分かれる作品になった印象である。
ちなみに私はこの中だとギーツはそこそこ好きではある、自創作に出すぐらいには好きなので。
ともかく、癖が強い作品は好きな人はとことん好きになるが、苦手な人はとことん嫌いになるという事で、癖の強さも考え物だ。
