前回、謎の世界に来たドラゴニュート達は、
2人の女性剣士に出会ったのであった
ドラゴニュート「君達は何者なんだ?」
幸音「私達も、別の世界からこの世界に来たのよ」
千春「そうです、突然謎の空間異常に飲み込まれて、気付けばここに」
レイナ「同じですね、私達もその空間異常に飲み込まれました」
エミリア「帰る方法とか、ないのかな?」
幸音「今は何とも言えないわね」
千春「とりあえず、私達と一緒に探しましょう」
メギド「そうね」
ドラゴニュート「でも、まずは…」
レイナ「ディーヴァね」
ドラゴニュート「ずっと使ってたこの剣、もう直らないのか?」
レイナ「その剣は私がいた世界で作った剣なんです、その世界に持って帰らないと直りません」
ドラゴニュート「そうか…」
レイナ「それに、どのみち度重なる戦いでダメージが蓄積していたからそろそろ新しい剣に変えるべきかと」
千春「なら、武器屋さんに行きましょう」
ドラゴニュート「武器屋?」
ドラゴニュート達は、千春たちに連れられ、武器屋に向かった
その武器屋には多くの武器が置いてあった
ドラゴニュート「いろんな武器があるな~」
幸音「何でも買っていいよ~」
ドラゴニュート「マジで?ちなみに今いくら持ってる?」
幸音「100G」
ドラゴニュート「え?100G?って事は…」
レイナ「このスモールソードしか買えないわね…」
ドラゴニュートはスモールソードを幸音に買ってもらい、武器屋を後にした
幸音「ごめんね~、まだお金そんなに持ってないんだ」
ドラゴニュート「いや、武器を買ってもらっただけでも嬉しいよ」
エミリア「でも、スモールソードってあまり強くない武器でしょ?」
ドラゴニュート「ゲームとかでは最弱クラスの武器だね」
千春「でも、この世界では強いかもしれないでしょ?」
レイナ「100Gなのに…強いんでしょうか…?」
ドラゴニュート「まあ、うまく使えば強いだろう」
すると、ドラゴニュート達の前に何かが現れた
エミリア「何!?」
???「私はサキュバスのサキュルスよ、よろしくね」
千春「サキュバスって事は…多分悪者ですね」
サキュルス「まあ、人間たちの考え方ではそうなるわね」
ドラゴニュート「で、何の用だ?」
サキュルス「魔王様の命であなた達を始末しに来たわ」
幸音「魔王?魔王はこの世界では300年前に滅んだんじゃ…」
サキュルス「復活したのよ、つい最近ね」
千春「なるほど、通りで魔物たちが凶暴になった訳ですね」
サキュルス「さあ、そろそろ始末してあげる!」
つづく