ドラゴニュート「ん?何だ?」
ドラゴニュート「分からん、図った事ない」
翼「首の付け根辺りまで伸びてるよな」
ドラゴニュート「そうだな」
アリア「何でそんなに伸ばしてんのよ」
ドラゴニュート「ん?そりゃ、髪が長い方が好きだからかな」
エミリア「そうなの?」
ドラゴニュート「実は、俺は小学生の頃から髪を伸ばしたかったんだよ」
アリア「小学生頃からだったのね」
ドラゴニュート「けど、親や先生がそれを許してくれなくてさ、むしろ髪を切られて、あの頃は大変だったよ」
ドラゴニュート「そして中学校、高校とそれが続いて、そして学校を卒業して親の所から離れた、これでやっと髪型は自由だ、と思ったら、今度は就職した職場の人から髪型について注意されて…」
翼「酷い職場の人だな…」
ドラゴニュート「ああ、あの頃は大変だったよ、何たって精神的にぎりぎりまで追い詰められて自〇未遂までしたからな…」
エミリア「ッ!!」
ドラゴニュート「んで、それからそこの職場をやめて、親の元に戻ってきて、で、色々あってここの村長になったって訳だ」
翼「ドラゴニュートも大変だったんだな…」
ドラゴニュート「ああ」
アリア「でもこれで、髪型は自由ね」
ドラゴニュート「今の所はな」
翼「ちなみに今、何年伸ばしてるんだ?」
ドラゴニュート「ん~、2年?来年で3年かな」
アリア「めっちゃ伸ばしてるじゃない!」
ドラゴニュート「だろ?」
エミリア「これからも、伸ばし続けてね!」
ドラゴニュート「ああ!」